相続登記（相続による不動産の名義変更）のご相談は，豊島区・池袋の司法書士　池袋東口司法書士事務所

　孫は相続人にはならないのですか？

　一定の場合において相続人となることがあります。

原則として，孫は相続人とはなりませんが，被相続人が死亡した時点で既に子が亡くなっていた場合や，子が相続人廃除の審判を受けていた場合，被相続人の相続について子に欠格事由がある場合には，子（被代襲者）に代わって孫（代襲者）が相続人となります。これを代襲相続といいます。

尚，孫にも上記と同様の事由（死亡・欠格・廃除）がある場合は，孫の子（曾孫）が代襲相続をすることとなり（再代襲），曾孫以下も同様の取扱いとなります。また，兄弟姉妹が相続人となる場合で，兄弟姉妹（被代襲者）に死亡や相続欠格事由があるときは，その兄弟姉妹の子に限って代襲相続します。

ただし，代襲者は，被相続人の直系卑属（被代襲者が兄弟姉妹の場合は傍系卑属）である必要があり，また，被代襲者が相続放棄をした場合には，代襲相続の適用はないため注意が必要です。
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